福祉 2026.02.25

A型とB型の違いを徹底比較|自分に合う作業所はどっち?

A型作業所とB型作業所の違いが分かりにくい理由

「A型とB型、何が違うの?」
就労支援を探し始めた方の多くが、最初にこの疑問を持ちます。

どちらも「作業所」「就労支援」と呼ばれるため混同されやすいですが、
働き方・雇用の有無・目的が大きく異なります。

まずは、全体像を比較してみましょう。


A型作業所とB型作業所の違い【比較表】

項目A型作業所B型作業所
正式名称就労継続支援A型就労継続支援B型
雇用契約ありなし
給与最低賃金以上工賃(出来高制が多い)
勤務時間比較的決まっている体調に合わせて調整可能
対象一定時間働ける方体調・年齢等で制限がある方
目的働く経験+収入働く練習・生活リズム

A型作業所の特徴|「雇用契約がある」働き方

A型作業所の最大の特徴は、事業所と雇用契約を結ぶことです。

A型作業所が向いている人

  • 毎日または週数日、安定して通所できる
  • 働く体力や集中力がある程度ある
  • 給与を得ながら働きたい

最低賃金以上の給与が支払われるため、
「福祉」と「労働」の中間的な働き方と言えます。


B型作業所の特徴|「自分のペース」を最優先できる

B型作業所は、雇用契約を結ばず、
体調や状況を最優先にできる働き方です。

B型作業所が向いている人

  • 体調に波があり、毎日の通所が難しい
  • 長時間の作業に不安がある
  • まずは生活リズムを整えたい

作業に応じて「工賃」が支払われ、
無理なく社会とのつながりを持つことが目的です。


A型とB型、どちらを選べばいい?

選ぶ基準は、「能力の高低」ではありません。
今の自分の状態に合っているかが最も大切です。

A型を選ぶ目安

  • 決まった時間働けそう
  • 雇用契約に不安がない
  • 将来、一般就労を目指したい

B型を選ぶ目安

  • 体調・生活リズムを優先したい
  • 働くことに慣れるところから始めたい
  • プレッシャーを減らしたい

途中でB型からA型へステップアップする人も多くいます。


A型・B型は「どちらが良い・悪い」ではない

A型とB型は、優劣ではなく役割が違う支援です。

  • B型:働く準備・回復・安定
  • A型:働く経験・収入・次のステップ

今の自分に合った環境を選ぶことが、
長く安心して働くための近道になります。


見学・体験で「自分に合うか」を確認しよう

迷ったときは、実際に見学や体験利用をしてみることが大切です。

  • 作業内容は無理がないか
  • スタッフは話しやすいか
  • 雰囲気は自分に合っているか

文字だけでは分からない部分を確認することで、後悔の少ない選択ができます。